プラチナ午前=プラチナが反発、金堅調につれ高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。金に押し目買いが入ったことを受
けて買い優勢で始まった。その後は戻りを売られたが、金堅調を受けて押し目は買われ
た。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが8〜70円高、プラチナミニが
32.0〜102.0円高、プラチナスポットが27円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが4086枚、プラチナミニが711枚、
プラチナスポットが2301枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル高が圧迫】
 プラチナはドル高が圧迫要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測に
変わりはないが、ドルを買い戻す動きが圧迫要因になった。また中国の民間データ会社
2社が月次住宅販売データの公表を見送り、中国経済に対する懸念が出ている。
 プラチナ先限は日中取引で7769円まで上昇した。金堅調につれ高となった。円相
場は1ドル=155円台後半で推移した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の1642.70ドルから、戻りを
売られる場面も見られたが、金堅調が下支えになった。
 午前11時現在、プラチナは1637.30ドル、パラジウムが1461.60ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1648.00ドル、パラジウムが
1431.57ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。