NYプラチナ市況=反落、ドル高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (26/ 1)  1682.8     1688.0      1635.1      1660.6    -  2.1
         (26/ 4)  1707.0    1711.5      1658.8      1684.1    -  2.4
 パラジウム  (26/ 3)  1521.50    1525.00     1472.00     1484.00   - 24.00
         (26/ 6)  1519.50    1521.00     1491.00     1503.20   - 22.80
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          24,770         34,398        88,496       (+    837)
 パラジウム          4,595          5,687        19,937       (+     24)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          47,850.94  -  31.96
     前日  155.23/25   1.1665/67   ・ナスダック         23,505.14  +  51.05
     本日  155.10/12   1.1644/46   ・10年米国債利回り      4.11  +   0.05
・NY原油  (26/ 1)   59.67 + 0.72  ・SPDR保有金残高  1,046.58  -   1.72
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比はプラチナが2.6〜1.6ドル安、中
心限月の1月限が2.1ドル安、パラジウムは26.6〜22.60ドル安、中心限月
の3月限は24.00ドル安。
 プラチナ1月限は反落。時間外取引では、金軟調につれ安となった。欧州時間に入る
と、売り一巡後に下げ一服となった。日中取引では、ドル高が圧迫要因になったが、金
堅調を受けて下げ一服となった。
 パラジウム3月限はドル高を受けて売り優勢となった。
 プラチナ1月限は時間外取引を1635.1〜1688.0ドルのレンジで推移し、
前日比7.6ドル安の1655.1ドルとなった。1月限は高寄りしたのち、金軟調に
つれ安となった。欧州時間に入ると、売り一巡後に下げ一服となった。
 日中取引では、ドル高を受けて1641.9ドルまで下落した。その後は、金堅調に
つれ高となり、1673.1ドルまで戻したが、戻りは売られた。
 米新規失業保険申請件数は、2万7000件減の19万1000件と、2022年9
月以来、3年超ぶりの低水準となった。再就職あっせん会社チャレンジャー・グレイ・
アンド・クリスマスによると、米国で11月に発表された人員削減数は前月比53%減
の7万1321人だった。ただ関税や需要減速を背景に企業が不確実な経済環境を乗り
切ろうとする中、採用計画は低迷が続いた。
 パラジウム3月限は、時間外取引を1476.50〜1525.00ドルのレンジで
推移し、前日比14.50ドル安の1493.50ドルとなった。3月限は高寄りした
のち、他の貴金属の軟調を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、売り一巡後に下
げ一服となった。
 日中取引では、ドル高を受けて戻りを売られた。時間外取引の安値を割り込み、
1472.00ドルまで下落した。
 3日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比48オンス減の61万
5248オンス、パラジウムは214オンス減の17万2391オンス。
今日の材料
・11月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)は39.4と、2020年5月以来
の低水準となった。
・再就職あっせん会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、米国で
11月に発表された人員削減数は前月比53%減の7万1321人だった。ただ関税や
需要減速を背景に企業が不確実な経済環境を乗り切ろうとする中、採用計画は低迷が続
いた。
・米新規失業保険申請件数は、2万7000件減の19万1000件と、2022年9
月以来、3年超ぶりの低水準となった。
・9月の米製造業新規受注は前月比0.2%増加した。製造業は関税の影響を引き続き
受けており、エコノミスト予想の0.5%増を下回った。
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