NY金・銀市況=金が続伸、ドル高も押し目を買われる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
   金      (26/ 2)  4234.5     4251.1      4203.3      4243.0     + 10.5
          (26/ 4)  4265.6     4281.2      4234.4      4273.4     + 10.2
   銀     (26/ 3)  5898.0     5923.5      5685.0      5749.1     -112.9
         (26/ 5)  5944.0     5962.0      5731.0      5792.3     -113.7
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           171,926       186,397       423,395        (+  4,905)
  銀          105,793       112,164       150,200        (-    632)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          47,850.94  -  31.96
     前日  155.23/25   1.1665/67   ・ナスダック         23,505.14  +  51.05
     本日  155.10/12   1.1644/46   ・10年米国債利回り      4.11  +   0.05
・NY原油  (26/ 1)   59.67 + 0.72  ・SPDR保有金残高  1,046.58  -   1.72
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 ニューヨーク金は続伸、銀は続落。前日比は金が7.9〜12.5ドル高、中心限月
の2月限が10.5ドル高、銀が118.6〜107.4セント安、中心限月の3月限
は112.9セント安。
 金2月限は続伸。時間外取引では、押し目を買われたが、米連邦準備理事会(FR
B)の利下げを織り込み、利食い売りが出て軟調となった。欧州時間に入ると、下げ一
服となった。日中取引では、米新規失業保険申請件数が3年ぶりの低水準となったが、
押し目を買われた。
 銀3月限はドル高を受けて売り優勢
 ニューヨーク金2月限は続伸。時間外取引では4203.3〜4246.9ドルのレ
ンジで推移、前日比12.6ドル安の4219.9ドルとなった。2月限は高寄りした
のち、押し目を買われたが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げを織り込み、利食い
売りが出て軟調となった。欧州時間に入ると、下げ一服となった。
 日中取引では米新規失業保険申請件数が3年ぶりの低水準となったが、4214.8
ドルで押し目を買われた。時間外取引の高値を突破し、4251.1ドルまで上昇し
た。
 米新規失業保険申請件数は、2万7000件減の19万1000件と、2022年9
月以来、3年超ぶりの低水準となった。再就職あっせん会社チャレンジャー・グレイ・
アンド・クリスマスによると、米国で11月に発表された人員削減数は前月比53%減
の7万1321人だった。ただ関税や需要減速を背景に企業が不確実な経済環境を乗り
切ろうとする中、採用計画は低迷が続いた。
 ニューヨーク銀3月限は、時間外取引で5708.0〜5923.5セントのレンジ
で推移し、前日比88.5セント安の5773.5セントとなった。3月限は高寄りし
たのち、金軟調につれ安となった。欧州時間に入ると、売り一巡後に下げ一服となっ
た。
 日中取引では、金堅調につれ高となったが、ドル高を受けて5827.5セントで戻
りを売られた。時間外取引の安値を割り込み、5685.0セントまで下落した。
 12月3日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比2万2394オンス減の
3624万7561オンス、銀は49万8769オンス増の4億5722万0651オ
ンス。

今日の材料
・11月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)は39.4と、2020年5月以来
の低水準となった。
・再就職あっせん会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、米国で
11月に発表された人員削減数は前月比53%減の7万1321人だった。ただ関税や
需要減速を背景に企業が不確実な経済環境を乗り切ろうとする中、採用計画は低迷が続
いた。
・米新規失業保険申請件数は、2万7000件減の19万1000件と、2022年9
月以来、3年超ぶりの低水準となった。
・9月の米製造業新規受注は前月比0.2%増加した。製造業は関税の影響を引き続き
受けており、エコノミスト予想の0.5%増を下回った。
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