プラチナ市況=プラチナが下落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/12          2026/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         21,026   +115    21,366   +80  : 4,225.82   +37.45
銀          288.0   -2.0     285.0  -5.5  : 5,825.00   +90.00
プラチナ     8,030    -65     7,676    -4  : 1,660.80   +11.80
パラジウム   7,300      0     7,300     0  : 1,462.66   +14.11
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    154.52   -0.85  ユーロ・ドル相場   1.1659  +0.0004
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが下落。ニューヨーク安となったが、金堅
調が下支えとなり、まちまちで始まったのち、金の上げ一服を受けて戻りを売られた。
午後に入ると、ドル建て現物相場の堅調が下支えになった。パラジウムの商いは成立し
なかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが114〜4円安、プラチナスポットが
154円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが2903枚、プラチナミニが493枚、プラチナスポット
が1407枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高が圧迫】
 プラチナ先限は日中取引で7627円まで下落した。ニューヨーク安や金の上げ一服
が圧迫要因になった。円相場は1ドル=154円台半ばの円高に振れた。
 米新規失業保険申請件数が3年ぶりの低水準となり、ドル高に振れたことが圧迫要因
になった。ただCMEのフェドウォッチで、9〜10日の米連邦公開市場委員会(FO
MC)での利下げ確率は88.2%(前日90.0%)と利下げの見方に変わりはな
い。労働市場の減速リスクが利下げ要因であるが、インフレ高止まりも懸念されてい
る。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1645.140ドルから、売り優勢
となり、1639ドル台まで下落した。午後に入ると、ドル高一服を受けて堅調となっ
た。
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