8日前引けの日経平均株価は前営業日比18円03銭安の5万0473円84銭と小幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は9億9221万株、売買代金概算は2兆4655億円。値上がり銘柄数は1228、対して値下がり銘柄数は321、変わらずは59銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は強弱観対立のなか、方向感の見えにくい展開となり、日経平均は朝方高く始まったもののその後に値を消した。前週末の米株高は追い風ながら、国内長期金利の動向などに神経質となっている。今週は米国でFOMCが開かれるほか、週末にはメジャーSQ算出を控えていることもあり、様子見ムードも拭えない。ただ、下値も固く前引けの日経平均はわずかな下げにとどまった。値上がり銘柄数が多く、全体の76%を占めた。TOPIXはプラス圏で着地している。 個別ではソフトバンクグループ<9984>は冴えず、レーザーテック<6920>が下落。東京電力ホールディングス<9501>も売りに押された。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>が大幅安、ダブル・スコープ<6619>の下げも目立つ。イオン<8267>の下値模索も続いている。半面、キオクシアホールディングス<285A.T>が上昇、フジクラ<5803>も物色人気。ディスコ<6146>も買いが優勢となっている。三菱重工業<7011>も商いを伴い水準を切り上げた。日本新薬<4516>が値を飛ばし、サンリオ<8136>も高い。 出所:MINKABU PRESS
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