アジア株 FOMCタカ派化を警戒 韓国SKハイニックス「投資注意銘柄」指定で下落 東京時間11:10現在 香港ハンセン指数 25654.80(-110.56 -0.43%) 中国上海総合指数 3920.94(-3.14 -0.08%) 台湾加権指数 28284.62(-19.16 -0.07%) 韓国総合株価指数 4134.40(-20.45 -0.49%) 豪ASX200指数 8612.30(-12.14 -0.14%) アジア株はまちまち、米FOMCへの警戒感が高まっている。 今週のFOMCは3会合連続利下げが予想されているが、アナリストの間で見通しについて意見が分かれている。次期FRB議長が利下げに前向きなため来年は積極利下げとの見方の一方で、依然として高いインフレとデータ不足でFRB当局者が利下げに慎重な姿勢を示していることから緩和ペース減速を予想する声も聞かれる。 豪州市場ではきょうの豪中銀会合を前に警戒感が高まっている。今年最後の会合では金利を据え置く見通しだが、インフレ高止まりや家計支出急増を受け、来年早い時期に中銀が利上げに転じるのではないかとの見方が広がっている。 財務相はきのう、今年末で電気料金補助制度を終了すると発表した。これまでインフレ押し下げに一定の効果があったが、終了とともに電気代は再び上昇し、来年インフレが再加速する恐れがある。 韓国市場ではSKハイニックスが1.2%下落している。韓国取引所が1日限りの「投資注意銘柄」に指定したことが懸念されている、警告はこの1カ月で2回目。株価や出来高に突然の、あるいは説明のつかない大きな変動が生じた場合にこのような警告が発令される。
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