プラチナ市況=プラチナが反発、終盤に先限は一時170円超の上昇

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/12          2026/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         21,210   +247    21,559  +198  : 4,205.28    +24.34
銀          295.0   +7.0     299.0 +14.0  : 6,142.00   +344.00
プラチナ     8,421   +271     7,865 + 148  : 1,671.41    +30.31
パラジウム   7,400   +100     7,400 + 100  : 1,496.79    +34.49
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    156.72   +0.69  ユーロ・ドル相場   1.1631  -0.0013
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナ反発。ニューヨーク高と円安を受けて買
い優勢で始まった。その後は、利食い売り売りなどが出て上げ一服も堅調に推移。先限
は正午前140円超の上昇。午後になり、いったん上げ幅を縮小したが、終盤に上げ幅
を拡大し、一時170円超の上昇となった。高値を離れたが150円近い上げ幅を維持
して引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は100円高。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが111〜271高、プラチナスポットが
116円高、パラジウムが100円高。
 推定出来高は、プラチナが7342枚、プラチナミニが819枚、プラチナスポット
が3355枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は日中取引では前日までの抵抗線7831円が支持線】
 プラチナ先限は夜間取引の中盤に目先の抵抗線7831円(12月4日の高値)を上
抜くと上伸となった。買い戻しが先行しミニ踏み上げ相場もよう。夜間取引の後半は上
げ一服となったが、日中取引で一段高となり、7938円の高値をつけた。中盤以降は
7900円割れとなったが、7835円で買い支えられた。前日までの抵抗線7831
円が支持線になった。
 出来高が回復し、閑散商いだった前日から倍増。ただし明日の日本時間の午前4時に
公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果と、パウエル米連邦準備理事会
(FRB)議長の講演内容に対する反応待ちで新規買いは伸び悩んだ可能性あり。取組
高を確認したい。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方、1690ドル台で推移したが、午前9
時半頃から反落となった。1659ドル台まで押し目を形成後、正午前に1681ドル
台まで反騰。午後は1660ドル台後半中心に推移後、1670ドル台前半を回復。
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