NY金・銀市況=金が反落、米FOMC前の利食い売りで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
   金      (26/ 2)  4237.5     4268.8      4207.8      4224.7     - 11.5
          (26/ 4)  4267.1     4298.5      4239.1      4255.6     - 11.8
   銀     (26/ 3)  6111.0     6239.0      6055.0      6102.9     + 18.9
         (26/ 5)  6158.0     6283.0      6104.0      6150.2     + 18.8
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           204,784       195,776       432,569        (+  5,144)
  銀          125,158       125,331       154,762        (+  4,254)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          48,057.75  + 497.46
     前日  156.89/91   1.1626/28   ・ナスダック         23,654.15  +  77.66
     本日  155.92/94   1.1693/95   ・10年米国債利回り      4.15  -   0.04
・NY原油  (26/ 1)   58.46 + 0.21  ・SPDR保有金残高  1,047.97  -   1.14
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 ニューヨーク金は反落、銀は続伸。前日比は金が12.2〜10.1ドル安、中心限
月の2月限が11.5ドル安、銀が18.4〜21.0セント高、中心限月の3月限は
18.9セント高。
 金2月限は反落。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しが支
援要因となったが、利食い売りが出て上げ一服となった。欧州時間に入ると、下げ幅を
拡大した。日中取引では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで、もみ合い
となった。米FOMC後はドル安を受けて押し目を買われた。
 銀3月限は時間外取引で一代高値を更新したのち、利食い売りが出て上げ一服となっ
た。ただ米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安を受けて再び上値を試した。
 ニューヨーク金2月限は反落。時間外取引では4215.3〜4247.9ドルのレ
ンジで推移、前日比11.7ドル安の4224.5ドルとなった。2月限は高寄りした
のち、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しが支援要因となったが、利食い売り
が出て上げ一服となった。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。
 日中取引では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで、もみ合いとなっ
た。米FOMC後は4207.8ドルまで下落したのち、ドル安を受けて押し目を買わ
れ、4268.8ドルまで上昇した。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)は、主要政策金利を0.25ポイント引き下げる
ことを決定した。利下げは3会合連続。また2026年については、利下げ1回との見
通しを維持した。
 ニューヨーク銀3月限は、時間外取引で6100.5〜6214.0セントのレンジ
で推移し、前日比67.5セント高の6151.5セントとなった。3月限は高寄りし
たのち、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しを受けて一代高値を更新した。欧
州時間に入ると、上げ一服となった。
 日中取引では、利食い売りが出て6055.0セントまで下落したのち、下げ一服と
なった。米連邦公開市場委員会(FOMC)後はドル安を受けて一代高値を更新し、
6239.0セントまで上昇した。
 12月9日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比1万0400オンス増の
3610万9619オンス、銀は59万3405オンス増の4億5641万5176オ
ンス。

今日の材料
・欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、対ウクライナ金融支援措置に関する欧州
連合(EU)の最新提案は、これまでで最も国際法に準拠した内容となっているとの認
識を示した。
・英独仏首脳は、トランプ米大統領と電話会談を行い、米国が主導するウクライナ和平
計画について協議した。
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのシムカス・リトアニア中銀総裁は、これ以
上ECBは金利を引き下げる必要はないとの見解を示した。
・第3四半期の米雇用コスト指数(ECI)は前期比0.8%上昇し、伸びは市場予想
の0.9%上昇を若干下回った。前四半期は0.9%上昇していた。労働市場の軟化が
賃金の伸びを抑制しており、サービスインフレにとって好ましい兆候を示唆した。
・カナダ銀行は、政策金利である翌日物金利の誘導目標を2.25%に据え置いた。据
え置きは大方の予想通り。マックレム中銀総裁は、米貿易政策の影響に対しカナダ経済
は総じて底堅いとの見方を示した。
・欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、ECBは来週の理事会で経済成長率見通
しを引き上げる可能性があるとの見方を示した。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)は、主要政策金利を0.25ポイント引き下げる
ことを決定した。利下げは3会合連続。また2026年については、利下げ1回との見
通しを維持した。
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