アジア株上げ帳消し、オラクル決算がFOMC利下げを台無しに AI過剰投資懸念再燃 東京時間14:05現在 香港ハンセン指数 25550.02(+9.24 +0.04%) 中国上海総合指数 3882.72(-17.78 -0.46%) 台湾加権指数 28062.51(-338.22 -1.19%) 韓国総合株価指数 4123.31(-11.69 -0.28%) 豪ASX200指数 8594.50(+15.14 +0.18%) インドSENSEX30種 84512.38(+121.11 +0.14%) アジア株は午前の上げをほぼ帳消し、台湾株は急落。 オラクル決算がFOMC利下げを台無しに。FRBの利下げと緩和姿勢維持を受け米株はきのう上昇して取引を終えたが、オラクル決算を受け時間外で大幅下落している。ナスダックは一時1.5%下落した、ダウは200ドル下げている。 オラクルは時間外で一時10%超急落。第2四半期決算のクラウド部門の売上高とインフラ部門の売上高が市場予想を下回ったほか、データセンター投資の急増を発表したことでAI分野の設備投資に対する懸念が再燃している。 AI過剰投資懸念が再燃しており、アジア市場でもハイテク関連が総じて下落している。台湾株株は急落。TSMCや聯発科技、聯華電子、世芯電子など半導体関連の下げがきつい。 上海株は3営業日続落、支援策期待が後退している。11月は米国以外で輸出の伸びが拡大し貿易黒字が過去最高1兆ドルを突破したほか、CPIは伸びが加速し昨年2月以来の高水準となった。 メキシコ政府が中国含む複数アジアからの1400以上の製品に5%-50%の関税を課す法案を可決しt、中国製自動車に最も高い50%の関税が課される。トランプ米大統領からの圧力を受けてのものだろう。 メキシコが対中関税措置を強化したことで米国による厳しい関税措置が緩和される可能性がある一方、中国から輸出規制や関税措置など報復を招く恐れがありメキシコは米中の板挟み状態だ。中国商務省はメキシコに対し、一方的な行動を速やかに是正するよう求めるとの声明を発表した。
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