ドル売り一時優勢もその後反転=東京為替概況 昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC) での0.25%利下げを受けたドル売りもあってドル円は昼前に155円49銭を付けた。日本時間本日午前4時に発表された米FOMCを受けて、発表前の156円30銭台から、上下を経て155円80銭台まで下落。その後156円台を回復するも戻りが鈍く、東京朝に155円80銭をしっかり割り込んでストップ注文を巻き込んで売りが強まった。 ポイントとなった155円80銭がその後いったん上値を抑える形となった。12時半過ぎに公表された午前の日本20年利付国債入札で、応札倍率が2020年来の高水準となる4.1倍となり、需要の旺盛さを示すテールも2023年以来の狭さであるわずか3銭となった(前回は31銭)ことなどが円買いも、安値を付けるほどの勢いはなく、その後14時前後から反発が広がった。ドル円は朝の水準を超えて156円11銭まで上昇している。 ユーロ円はドル円の下げもあって182円50銭前後から昼過ぎに181円94銭を付けた。その後ドル円の反発に182円40銭台を付けている。ドル主導でやや不安定、株安もあって売りが入りやすいが、下がると買いが出る展開。ポンド円は208円80銭台から208円03銭まで下げたが、その後は反発している。 ユーロドルは1.1700を挟んでの推移から1.1682を付けた。ドル全面高が支え。ポンドドルも朝の1.3390台から1.3360台を付けている。 MINKABUPRESS 山岡
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