プラチナ午前=プラチナが反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まった。その後は、円高一服が支援要因になったが、ドル建て現物相場の上げ一服
に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが31〜104円高、プラチナミニが
28.5〜96.0円高、プラチナスポットが56円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが3326枚、プラチナミニが428枚、
プラチナスポットが1529枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。米新規失業保険申請件数が約4年半
ぶりの大幅増となった。また中国は中央経済工作会議を開催、2026年の経済運営に
ついて消費と投資を刺激し高い経済成長を維持する「積極的」財政政策を継続する方針
を示した。
 プラチナ先限は7932円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相
場は1ドル=155円台半ばで円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、下げ一服。朝方の1690.88ドルから、売り優
勢となったが、1683ドル台で押し目を買われた。
 午前11時現在、プラチナは1692.73ドル、パラジウムが1500.45ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1663.49ドル、パラジウムが
1472.49ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。