石油午前=軟調、ウクライナ和平期待が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は軟調。ウクライナ和平期待が高まっていることが重し。交渉担当のウ
ィトコフ米特使は協議の前進について言及しているほか、ウクライナのゼレンスキー大
統領は北大西洋条約機構(NATO)加盟の意向を破棄する考えを示した。本日もベル
リンで和平協議が行われる予定。円相場は1ドル=155円後半で円買い・ドル売りが
やや優勢。時間外取引でニューヨーク原油はしっかり。
 日中取引開始後、原油の2026年5月限は下げ一服。夜間取引で売りは一巡してい
る。
 午前11時04分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
330円安〜40円高。
 午前11時04分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が568枚。
【ロシア資産永久凍結計画にEU各国が反対】
 EU域内の2100億規模のロシア資産を永久に凍結し、ウクライナに戦費を供給す
る欧州委員会の計画について、ベルギー首相が反対し、代替案を要求していることにつ
いて、イタリアやブルガリア、マルタは賛同した。この計画が今週18日のEU首脳会
議で合意に至るのか不透明。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.22ドル高の57.66ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは57.38〜57.71ドル。
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