[今夜の視点]金・銀=労働市場の下振れリスクが支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、ドル安が支援要因になった
が、米金融当局者の利下げ反対を受けて上げ一服となった。アジア市場では、朝方の
4304.96ドルから、押し目を買われた。午後に入ると、4344ドル台まで上昇
した。
 労働市場の下振れリスクを受けて押し目を買われた。今週は11月の米雇用統計や米
消費者物価指数(CPI)の発表があり、労働市場やインフレに対する見方を確認した
い。一方、中国の不動産開発大手、万科企業の債務不履行(デフォルト)リスクが伝え
られた。中国勢の買い意欲が強まるようなら、支援要因になるとみられる。
<今夜の予定>
・ユーロ圏鉱工業生産 2025年10月(EUROSTAT)
・米製造業景況指数 2025年12月(ニューヨーク連銀)
・建玉明細報告(CFTC)
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