プラチナ市況=プラチナが続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/12          2026/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         21,659   +224    22,055  +269  : 4,344.43   +63.42
銀          295.0    0.0     307.0  -1.0  : 6,314.00   -59.00
プラチナ     8,749   +401     8,211  +256  : 1,792.39   +89.28
パラジウム   7,400      0     7,400     0  : 1,532.26   +30.12
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    155.11   -0.64  ユーロ・ドル相場   1.1733  -0.0002
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたことや円安を受けて堅調
となった。午後に入ると、円高に転じたが、ドル建て現物相場の一段高を受けて堅調と
なった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが252〜401円高、プラチナスポットが
329円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万1861枚、プラチナミニが2745枚、プラチナス
ポットが5334枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナ先限は夜間取引で10月17日以来の高値8229円を付けた。ニューヨー
ク高が支援要因になった。円相場は1ドル=155円台後半で円安が一服した。
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。金は労働市場の下振れリスクを受け
てドル安に振れたことが支援要因になった。米金融当局者の利下げ反対発言に上値を抑
えられたが、週明けのアジア市場で押し目を買われた。中国で不動産不況に対する懸念
が再燃しつつあり、中国勢の反応も当面の焦点である。今週は11月の米雇用統計や米
消費者物価指数(CPI)の発表もある。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、高値もみ合い。朝方の1746.00ドルから、押
し目を買われ、1769ドル台まで上昇した。午後に入ると、押し目を買われた。
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