石油午前=下落、ウクライナ和平合意を期待

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は下落。ドイツのベルリンで週末からウクライナ和平を目指した対話が
続くなか、協議が大詰めを迎えていることが相場を圧迫している。報道によると争点の
90%は解決されており、トランプ米大統領やメルツ独首相は終結が近いとの認識を示
した。円相場が1ドル=154円後半で円買い・ドル売りが優勢であることも国内市場
の重し。時間外取引でニューヨーク原油は売り優勢。
 日中取引開始後、原油の2026年5月限は5万7550円まで下げ幅を拡大。た
だ、午前で売りは一巡している。
 午前10時58分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1680円安〜110円高。
 午前10時58分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1213枚。
【トルコがドローンを撃墜】
 15日、トルコ空軍は黒海から接近したドローンを撃墜した。先週は黒海でトルコの
船舶がドローン攻撃の標的となっており、大規模な火災も発生した。ウクライナ軍の発
表によると、ロシアの攻撃である可能性はあるが、詳細は不明。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.20ドル安の56.62ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは56.52〜56.70ドル。
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