アジア株 軒並み下落、上海株と香港株は続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:41現在
香港ハンセン指数   25235.41(-393.47 -1.54%)
中国上海総合指数  3824.81(-43.11 -1.11%)
台湾加権指数     27536.66(-330.28 -1.19%)
韓国総合株価指数  3999.13(-91.46 -2.24%)
豪ASX200指数    8598.95(-36.09 -0.42%)
インドSENSEX30種  84840.56(-372.80 -0.44%)

 16日のアジア株は軒並み下落。前日の米株安やその後の米国株価指数先物の時間外取引での下落などを受けて、アジア株は売り優勢で推移した。前日発表された11月の中国小売売上高、鉱工業生産などが市場予想を下回ったことで、中国景気の先行き不透明感が広がったことも売り圧力となった。台湾株は続落。1%超の下げとなった。米国株の下落を受けて、ハイテク株を中心に売りに押された。
   
 上海総合指数は続落。銀行大手の中国農業銀行、保険大手の中国人寿保険、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、変圧器・電線などの製造会社の特変電工が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続落。不動産投資会社の長江基建集団(チョンコン・インフラストラクチャーHLDS)、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディング、アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続落。豪化学大手のオリカ、ピザチェーンの運営会社のドミノ・ピザ・エンタープライゼスが買われる一方で、バイオ医薬品会社のテリックス・ファーマシューティカルズ、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、医療情報会社のプロ・メディカス、不動産開発大手のレンド・リース・グループが売られた。

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