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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2026/01 1,072.00 1,076.25 1,059.50 1,062.75 - 9.00
2026/03 1,081.75 1,086.00 1,069.25 1,071.75 - 9.50
2026/05 1,093.50 1,097.50 1,081.25 1,083.00 -10.00
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 252,638 304,701 899,115 (- 15,578)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(12月22日−12月26日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
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大豆は続落。前日比は10.00セント〜4.00セント安。中心限月の1月限は前
日比9.00セント安の1062.75セント。
ブラジルで慈雨が続き生育に適した環境が広がるなか同国の豊作見通しが強まりが弱
材料視された。時おり中国向けの大口成約が発表されているが、年間1200万トンと
米中首脳会談後に発表された量の達成には困難と見られる程度にとどまっていることも
重石となり、売り優勢となった。
1月限は1072セントで取引を開始した後は1071セントを下値支持線とする
高もみとなり、この中で1076.25セントの高値を付けた。米国の時間帯を迎える
と急速に軟化し1060セント台前半に到達。終盤には1059.50セントの安値
まで値を落としたところを買い戻されたものの、この日の安値圏で引けを迎えた。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
ブラジル産地中部および北部では16日も前線の影響で降雨が発生。南部には22日
頃に新たに前線が到来し降雨が発生する見込み。12月前半の降雨に伴う雨量は多くは
なかったものの、土壌水分は改善。また降雨が続くことで、生育環境は良好を維持、も
しくは改善が見込まれる。
アルゼンチン産地では14日、15日に前線の影響で散発的な降雨が発生。これは乾
燥が進んでいた地域にとっては慈雨となった。今週は南部で局地的な降雨が発生する
が、それ以外の地域では概ね降雨は発生しないだろう。少雨傾向が強まっているが、多
くの地域で土壌水分は潤沢を維持しており、コーンと大豆の生育に適した環境となって
いる。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズでは暖かな空気が広がっている。17日から18日にかけて散発的な降雨
が発生する可能性があるが、クリスマスにかけて概ね穏やかで暖かな天気が広がる見込
み。これは土壌水分の乾燥を促すため冬小麦にとっては良いとは言えない状況となる。
気温が低下しているため土壌水分の乾燥ペースは緩やかながら、長期に渡って少雨傾向
が続くようであれば生育懸念が高まるだろう。また暖かな気温により冬眠状態が緩和さ
れた場合には寒気が戻って来た時には寒さへの耐性が低下する恐れもある。
大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の軟調に追随安となった。
大豆粕1月限は前日比1.10ドル安の302.40ドル。
今日の材料
・ブラジル産地中部および北部では16日も前線の影響で降雨が発生。
・ブラジル産地南部では22日頃に新たに前線が到来し降雨が発生する見込み。
・アルゼンチン産地では乾燥が進んでいた地域にとっての慈雨が発生。
・米プレーンズでは18日以降は暖かな天気のなか少雨傾向に。
MINKABU PRESS
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