ウクライナ和平への期待感が原油相場を大きく押し下げている。2021年2月以来 の安値を更新している。ウクライナ和平案を巡っては、ウクライナが領土問題で一定の 譲歩を見せていることに加えて、15日の協議では米国が北大西洋条約機構(NAT O)加盟に相当する「安全の保証」を提供する構えを見せている。徐々にロシアとの対 立点の解消が進んでいることで、和平合意は近いとの見方が原油安に直結している。ロ シア側の反応がほとんど伝わっていないだけに、期待先行で下げ過ぎた状態に陥ってい る可能性もあるが、原油と同時に小麦相場も急落するなど、マーケットはクリスマス前 後にも和平が実現するとの見方を織り込んでいる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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