●今夜のシナリオ穀物、飼料小麦との競合警戒続くか=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 アジアタイムは小動きになっている。ここ数日のトウモロコシ相場は、飼料用小麦と
の競合警戒で調整売り優勢の展開になっている。こうした地合が続くと、430セント
台前半まで一段安になる。特に小麦相場の急落が続くと、トウモロコシ相場も連れ安し
やすくなる。一方、価格低下による農家の売り渋りなどで下げ過ぎ感が意識されると、
押し目買いで440セント台回復が打診される。大豆相場は、引き続き米中間の大豆貿
易環境に注目したい。大口輸出成約報告があると買われやすい一方、何もなければ南米
産との競合警戒が上値を圧迫する見通し。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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