シカゴ大豆の夜間取引は堅調。1月限は1066セント台まで戻している。 前日の当欄で指摘したように、米中の報復関税合戦などの結果、中国がほぼ半年間米 国産大豆を買い付けしなかったことで、今年はブラジルと通常以上に中国向けの輸出の パイの奪い合いになっており、そのブラジル産の豊作見通しが出ると売られやすくなっ ている。 ともあれ今夜もデイリー報告での大口輸出成約が発表されるか否かに注目したい。 前日のシカゴは下落。期近は続落。このところ続いていたデイリー報告の大口輸出成 約が発表されず、輸出競合国の今年のブラジルの豊作見通しに圧迫された。アグルーラ ルによると、同国の大豆作付進捗率は11日現在で97%とほぼ完了している。 1月限は1059.50セントまで崩れたあと、引けは1062.75セントと、何 とか1060セント台を回復した。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 19:00 消費者物価指数 2025年11月確報(EUROSTAT) ◆ ドイツ ◆ 【経済】 18:00 景況感指数 2025年12月(ifo) ◆ イギリス ◆ 【経済】 16:00 消費者物価指数 2025年11月(国立統計局) 【経済】 16:00 小売物価指数 2025年11月(国立統計局) 【経済】 16:00 生産者物価指数 2025年11月(国立統計局) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:00 住宅ローン申請指数(MBA) 【経済】 12/18 00:00 企業在庫 2025年10月(商務省) 【工業】 12/18 00:30 週間石油統計(EIA) 【商品】 12/18 05:30 建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。