アジア株 中国本土株の上昇目立つ

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:25現在
香港ハンセン指数   25468.78(+233.37 +0.92%)
中国上海総合指数  3870.28(+45.47 +1.19%)
台湾加権指数     27525.17(-11.49 -0.04%)
韓国総合株価指数  4056.41(+57.28 +1.43%)
豪ASX200指数    8585.19(-13.76 -0.16%)
インドSENSEX30種  84480.31(-199.55 -0.24%)

 17日のアジア株は、午後に入って中国本土株、香港株の上昇が目立つ展開となった。マイナス圏で寄り付いた後、前場は前日終値前後での推移が続いた上海総合。後場に入っても小幅高圏での推移が続いた後、通信ネットワーク機器開発の富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル)の上昇などを支えに買いが強まった。

 上海総合指数は反発。上海証券取引所のハイテク新興企業向け市場「科創板」に新興半導体企業の沐曦集成電路(MetaX)が新規上場したことなどをきっかけにハイテク関連の買いが強まり、通信ネットワーク機器開発の富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル)、ハイエンドプロセッサーの海光信息技術、ソフトウェアの中科寒武紀科技などが買われた。保険、銀行なども買いが目立っていた。石油大手中国石油天然気(ペトロチャイナ)などが軟調。ハイテクが強い深セン総合は上海以上の買いが出ている。
   
 香港ハンセン指数は反発。中国本土株同様午前中から午後すぐにかけては前日終値を挟んでの推移となっていたが、その後上昇が強まった。大手スポーツ用品メーカーの李寧、上海市場でも上昇が目立っていた保険会社中国人寿保険、キャラクター商品のポップマートインターナショナルなど買われた。天然ガスのENNエナジーホールディングス、電動工具の創科実業などが弱い。

 豪ASX200指数は小幅ながら続落。素材関連は買いが目立ち、鉱山のニューモント、フォーテスキューなどが買われた。一方で、医薬品大手CSLが2%を超える下落。医療機器のレスメドも2%超の下げとなっており、ヘルスケア関連の売りが目立っていた。

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