シカゴコーン市況=反発、強気な輸出とエタノール生産用需要を受け買い優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/03    436.00      441.50      436.00      440.50      + 4.00
  2026/05    444.00      448.75      444.00      447.75      + 3.25
  2026/07    450.50      454.50      450.50      453.50      + 2.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       263,714      221,933        1,522,658 (+ 10,338)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(12月12日までの週)
 生産量:日量113万1000バレル(前週比 2万6000バレル増)
 在 庫: 2265万3000バレル(前週比15万7000バレル減)
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*米気象庁発表の6−10日予報(12月23日−12月27日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
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 コーンは反発。前日比は0.75〜4.00セント高。中心限月の3月限は4.00
セント高の440.50セント。
 米農務省(USDA)がメキシコ向けの大口成約を発表したことが強気材料となっ
た。また、週間エタノール生産量が増加しながらも在庫が減少したことも買い支援要因
となった。
 3月限は436セントで取引を開始した後は暫く437〜438.25セントのレン
ジで高下。米国の時間帯を迎えると地合いを引き締めて終盤に441.50セントの高
値に到達。高値を離れた後も440.25セントが下値支持線となる高もみとなり、高
値に近い水準で引けを迎えた。
 米エネルギー省が発表した12月12日までの週におけるエタノール生産量は、前週
より2万6000バレル増加した113万1000バレルだった。同日時点の在庫は
15万7000バレル減少した2235万3000バレルだった。
 米農務省(USDA)は25/26年度積みで17万7055トンのコーンの大口
成約を発表した。

*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地南部では今週前半のまとまった雨量を伴う降雨に加え、22日の週も新
たな前線の到来により降雨が発生する見通しとなっている。一方の中部では12月前半
の降雨に伴う雨量は多くはなかったが、土壌水分は適度を維持。今週は降雨が続く見通
しで、全体的に生育環境は良好を維持、もしくは改善に向かうだろう。
 アルゼンチン産地では今週前半に前線の到来に伴い散発的な降雨が発生。これは一部
の乾燥が進んでいた地域にとって慈雨となった。今後は週末に降雨が発生するまでは少
雨傾向が続く見込みだが、多くの地域で土壌水分は潤沢を維持。コーンと大豆の生育に
適した環境が続いている。

 シカゴ小麦は期近から期中の主要限月が続落。前日に続いて世界的な供給増による米
国の小麦輸出圧迫懸念に加え、米農務省(USDA)が25/26年度積みの中国向け
小麦13万2000トンの大口成約の解約を伝えたことが弱材料視された。期近限月は
売り優勢のなか前日に続いて一代安値を更新。
 中心限月の3月限は前日比3.25セント安の506.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 プレーンズでは17日から18日にかけて散発的な降雨が見込まれるが、クリスマス
にかけて概ね穏やかで暖かな天気が広がる見通しとなっている。少雨傾向はしばらく続
く見通しだが、これにより土壌水分の乾燥が促されるリスクがあり冬小麦にとっては良
いとは言えない状況。冬場で気温が低下しているため土壌水分の乾燥ペースは緩やかで
はあるものの、少雨傾向が長期に渡るようであれば生育懸念が高まりそうだ。また暖か
な気温により冬眠状態が緩和される可能性もあり、その場合には寒気の再来時の寒さへ
の耐性は低下することが警戒される。

今日の材料
・ブラジル産地南部は降雨により土壌水分は潤沢を維持。
・ブラジル産地中部では今週は雨が続き生育環境は改善へ。
・アルゼンチン産地では乾燥が進んでいた地域で慈雨となり生育環境は改善。
・米プレーンズでは17日から18日にかけて散発的な降雨。18日以降は
 少雨傾向に。
・USDAは25/26年度積みで17万7055トンのコーンの大口成約を発表。

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