[今夜の視点]金・銀=11月の米CPIを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、米国のベネズエラ封鎖など
を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の4338.65ドルから、利食い
売りが出て4324ドル台まで下落した。午後に入ると、下げ一服となったが、戻りは
限られた。
 トランプ米大統領は国民向け演説で、次期連邦準備理事会(FRB)議長は大幅な利
下げの効果を信じる人物になるだろうと述べた。今夜は11月の米消費者物価指数(C
PI)の発表がある。インフレ高止まりが示されると、米FRBの利下げ見通しが後退
し、利食い売りが出る可能性がある。
<今夜の予定>
・英中銀政策金利公表(BOE)
・理事会結果公表(ECB)
・米経常収支 2025年7-9月期(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米消費者物価指数 2025年11月(労働省)
・米製造業景況指数 2025年12月(フィラデルフィア連銀)
・対米証券投資 2025年10月(財務省)
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