ゴム午前=軟調、上海ゴムは日中取引で下げ幅拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は軟調。寄り付きでは、上海夜間安を受けて、売りがやや先行した。
中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ幅を拡大したことから、一段安となってい
る。TSR20は出来ず。
 午前11時43分現在のRSS3号は前営業日比2.2〜0.8円安。活発限月の5
月限は同2.2円安の329.1円、期先26年11月限は出来ず、推定出来高は
103枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、同130〜120ポイント安、推定
出来高は155枚(夜間取引を含む)。

【5月限はの上値は重い】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、上海安を背景に売りが先行している。活発限月の
5月限は、329円台での取引となっている。前日に335.9円まで上昇したもの
の、戻りを叩かれる展開となっている。
 チャート的には、11月28日の高値344.4円から12月5日の安値321.1
円まで下落の61.8%戻し水準が335.5円であり、同価格帯で戻り売りを浴びた
格好となっている。現在、一目均衡表の転換線が328.5円付近に位置しているが、
同線を下抜くと、売り圧力が強まりそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りがやや先行し、
0.9〜0.5セント安で推移している。
 上海ゴムは下落。午前11時00分現在、指標限月の2026年5月限は、前営業日
比245元安の1万5160元で推移している。

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