大豆週間展望=クリスマス休暇前で1060セント前後での低迷が続くと予想

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
               [12月22日からの1週間の展望]
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         週間高低(カッコ内は日付)            12月15日 〜12月19日
<東京一般>     始 値    高 値      安 値    終 値    前週末比
   先限         64,000    64,000      64,000   64,000     0
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<シカゴ>18日終値  前週末比   |11月17日現在の米国産大豆の収穫報告
      26/ 1  1052.25  -24.50   |収穫19%(前週95%  前年98%、平年96%)
    26/ 3  1062.00  -24.75   |
                                |25/26年度米国産大豆の期末在庫率6.7%
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 156.35円  前週末比 0.60円の円安
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 【前週のレビュー】シカゴ大豆1月限は対中向け輸出期待の後退が重石となり、
1100セントを下回る水準での往来になると予想される。
【シカゴ大豆はブラジル産の豊作見込みが弱材料】
 シカゴ大豆1月限はシカゴ大豆1月限は12月5日以降、概ね下値を模索の動きとな
り17日に1060セントを割り込んだ。翌18日は続落となって1051セント台を
付けるまで値を崩した。この動きで10月24日から11月18日にかけて記録した上
げ幅を相殺した。
 10月末に開催された米中首脳会談後に中国による1200万トンの米国産大豆購入
が発表された。しかし、これまで米農務省(USDA)が発表した輸出報告は、大口成
約があるが1200万トンに届くほどの量には至っておらず、年内1200万トンとの
対中輸出の実現は極めて困難との見方が強まっている。
 また、ブラジルでは生育に適した天気が広がり豊作が見込まれていることも大豆市場
の弱材料となっている。
 これまでの下落で売り警戒感が強まっていると見られるものの、浮上のきっかけとな
る手掛かりに乏しい。クリスマス休暇を控えているだけに、積極的な新規買いは手控え
られ、1060セント前後での低迷が続くと予想される。
 【東京大豆は新規売買は見込めず】
 東京大豆は、先限の総取組高ゼロ状態を継続。今後も新規売買は見込めず。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
22日 英国内総生産 確報値 2025年7-9月期(国立統計局)
    米週間穀物輸出検証高(USDA)
       米週間穀物輸出成約高(USDA)
23日 貴金属取引 2025年12月限納会(大阪取引所)
    米国内総生産 2025年7-9月期速報値(商務省)
    米新築住宅販売 2025年11月(商務省)
    米消費者信頼感指数 2025年12月(カンファレンスボード)
    建玉明細報告(CFTC)
24日 ●ドイツ(クリスマス)
    貴金属取引 2026年12月限発会(大阪取引所)
    金融政策決定会合議事要旨公表 10月29-30日分(日本銀行)
    米耐久財受注 2025年11月速報値(商務省)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
25日 ●豪州、香港、欧州、米国、カナダ、南ア(クリスマス)
    貿易収支 2025年11月確報(財務省)
26日 ●豪州、香港、欧州、カナダ(ボクシング・デー)、南ア(善意の日)
    労働力調査(失業率) 2025年11月(総務省)
    鉱工業生産指数 2025年11月速報(経済産業省)
    小売業販売額 2025年11月速報(経済産業省)
    米週間穀物輸出成約高(USDA)

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