[12月22日からの1週間の展望]
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週間高低(カッコ内は日付) 12月15日〜12月19日
始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比
<東 京> 先限 39,000 39,600 39,000 39,000 0
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<シカゴ>18日終値 前週末比 |11月24日現在の米国産コーン収穫報告
26/03 444.50 + 3.75 |収穫(96% 前年100%、平年97%)
26/05 452.25 + 3.25 |
|25/26年度米国産コーン期末在庫率12.5%
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 156.35円 前週末比 0.60円の円安
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【前週のレビュー】シカゴコーン期近3月限はクリスマス休暇前で横ばい予想も手じ
まい売りを警戒すべきとした。
【シカゴコーンはアルゼンチン産の豊作観測などで一時、支持線割れも反転】
シカゴコーンは、下値堅く推移後に再浮上した。アルゼンチンなど南米産コーンの生
育が順調なことや、小麦が一代安値を更新する下落となったことが圧迫要因ながら、輸
出需要が旺盛なことが支援材料となった。
指標の期近3月限は、15日に支持線の440セント割れとなり、16日に435.
50セントまで下落。16日は436.50セントで軟調に引けたが、17日から反転
し、18日は446セントまで上昇。ただし12月のレンジ取引から抜け出しておらず
ず、次の方向性を示していない。
12月初旬までは、アルゼンチン産地の降雨不足による乾燥懸念が強材料視されてい
たが、今週に入り、順調な生育から豊作観測が弱材料となっている。
22日の週はクリスマス休暇入りとなり、積極的な新規売買は手控えられ、玉整理中
心の取引が予想される。大口投機家は今月2日時点で8万7096枚の買い越し。
9日以降、取組高は増加が続き、17日現在、152万6029枚まで増加。今月8
日に146万6556枚まで落ち込んだが、短期間で約4%の増加。クリスマス休暇前
だが、思いがけず、取組高が急増した。期近3月限が440セント割れで手じまい売り
が進む反面、新規買いも活発化したとみられる。
22日から24日にかけて手じまい売りを警戒すべき場面。再び440セント割れの
可能性があるが、440セント割れとなった場面で買い戻しで短期間で440セント台
を回復できるかに注目したい。一方、今月3日以来の450セント台に再上昇の場合は
手じまい売りを含め、戻り売り待ち受けか。25/26年度の米国産の期末在庫率が
12.5%となり、前月の13.3%から下方修正されたが、需給ひっ迫ほどの低在庫
ではない。
【とうもろこしは取引は事実上、終焉】
とうもろこしは、18日時点の総取組高は7枚のみ。各限月の取組高が1ケタ、また
はゼロ状態で、事実上、取は終焉。新規売買は参加しにくい。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
22日 英国内総生産 確報値 2025年7-9月期(国立統計局)
米週間穀物輸出検証高(USDA)
米週間穀物輸出成約高(USDA)
23日 貴金属取引 2025年12月限納会(大阪取引所)
米国内総生産 2025年7-9月期速報値(商務省)
米新築住宅販売 2025年11月(商務省)
米消費者信頼感指数 2025年12月(カンファレンスボード)
建玉明細報告(CFTC)
24日 ●ドイツ(クリスマス)
貴金属取引 2026年12月限発会(大阪取引所)
金融政策決定会合議事要旨公表 10月29-30日分(日本銀行)
米耐久財受注 2025年11月速報値(商務省)
米新規失業保険申請件数(労働省)
25日 ●豪州、香港、欧州、米国、カナダ、南ア(クリスマス)
貿易収支 2025年11月確報(財務省)
26日 ●豪州、香港、欧州、カナダ(ボクシング・デー)、南ア(善意の日)
労働力調査(失業率) 2025年11月(総務省)
鉱工業生産指数 2025年11月速報(経済産業省)
小売業販売額 2025年11月速報(経済産業省)
米週間穀物輸出成約高(USDA)
MINKABU PRESS
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