●週間見通し穀物、コーンの現行価格は中立評価=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週のトウモロコシ相場は、一時急落後に押し目を買い拾われる展開になった。飼料
用小麦との競合が警戒される中、450セント水準で抵抗を受けた後の調整売りが優勢
になり、440セント台を割り込んだ。しかし、その後は良好な輸出環境を手掛かりに
押し目を買い拾われ、440セント台前半での取引に戻した。大豆相場は値下がり傾向
が続いた。中国向け大口輸出成約が報告されるも、大豆市場では十分な規模ではないと
の慎重な評価が維持された。南米産の豊作環境もネガティブ。
 今週のトウモロコシ相場は440セント水準で売買が交錯しよう。現物相場主導の上
昇は一服し、450セントを大きく上抜くのは難しくなっている。一方、足元の輸出環
境は良好であり、440セント割れから値を崩していく必要性は乏しい。現行価格の評
価は中立的になる。大豆相場は、上値の重さが維持されやすい。中国向け成約報告への
反応は鈍くなっている。一方、年明け後の南米産大豆との競合が警戒されている。クリ
スマスシーズンで値動きは鈍化しやすいが、一段安のリスクを残す。
 予想レンジは、トウモロコシが435〜450セント、大豆が1025〜1065セ
ント。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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