前週のトウモロコシ相場は、一時急落後に押し目を買い拾われる展開になった。飼料 用小麦との競合が警戒される中、450セント水準で抵抗を受けた後の調整売りが優勢 になり、440セント台を割り込んだ。しかし、その後は良好な輸出環境を手掛かりに 押し目を買い拾われ、440セント台前半での取引に戻した。大豆相場は値下がり傾向 が続いた。中国向け大口輸出成約が報告されるも、大豆市場では十分な規模ではないと の慎重な評価が維持された。南米産の豊作環境もネガティブ。 今週のトウモロコシ相場は440セント水準で売買が交錯しよう。現物相場主導の上 昇は一服し、450セントを大きく上抜くのは難しくなっている。一方、足元の輸出環 境は良好であり、440セント割れから値を崩していく必要性は乏しい。現行価格の評 価は中立的になる。大豆相場は、上値の重さが維持されやすい。中国向け成約報告への 反応は鈍くなっている。一方、年明け後の南米産大豆との競合が警戒されている。クリ スマスシーズンで値動きは鈍化しやすいが、一段安のリスクを残す。 予想レンジは、トウモロコシが435〜450セント、大豆が1025〜1065セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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