前週は年初来安値更新となる54.98ドルまで値下がりした後、56ドル台まで小 幅切り返す展開になった。週前半はウクライナ和平に対する期待を織り込む動きが優勢 になり、下値模索の展開になった。年初来安値を更新し、地合の悪さを再確認してい る。しかし、その後はベネズエラ産の供給不安を織り込む動きが優勢になり、下げ一服 となった。トランプ米大統領がベネズエラから出入りする石油タンカーの封鎖を命じて いる。 今週も戻り売り優勢の展開が続く見通し。ベネズエラとロシア産が供給不安を抱え、 突発的な上昇リスクは警戒しておく必要がある。米軍のベネズエラ石油タンカーの拿 捕、麻薬施設に対する攻撃といった動きが見られれば、少なくとも一時的に上昇する可 能性がある。また、ウクライナ和平協議が難航すると、米欧が対ロ追加制裁に踏み切る 可能性もある。ただし、いずれにしても需給緩和見通しが修正される可能性は低く、戻 り売り優勢の地合が続く見通し。年初来安値更新の可能性もある。 予想レンジは54.00〜59.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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