ゴム市況=総じて上昇、上海ゴムが午後に小幅安にも反応薄

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
                  RSS3                     TSR20
   2025/12      2026/05       2026/11        2026/01        2026/12
 321.5  - 1.5  332.8  + 1.1  335.0 +3.0    267.0   0.0     267.0   0.0
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      上海ゴム5月限   15,175   - 50  (午後3時40分時点)
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【市況】
 JPXゴムRSS3号は総じて上昇。寄り付きは、上海夜間安と円安の強弱材料が交
錯し、夜間取引と同値圏で推移。中盤に入り、日中取引の上海ゴムが小幅安から下値を
切り上げたことや、1ドル=157円台の円安を受けて、買いが優勢となった。期中5
月限は正午前に0.8円高で推移。午後はジリ高で推移後は動意薄で小じっかり。上海
ゴムが午後になり、小幅安で推移にも反応薄。今日、納会の12月限は1.5円安の
321.5円で納会。
 TSR20は出来ず。
 大引けのRSS3号は前営業日比1.5円安〜3.7円高、活発限月の5月限は同
1.1円高の332.8円、期先26年11月限は同3.0円高の335.0円、総出
来高は259枚。TSR20は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は、同30ポイン
ト安〜15ポイント高、総出来高は20枚。
【小口の新規買いが優勢か】
 期中5月限は薄商いのなか、買い優勢。333.9円で頭打ちとなり、今月18日の
高値335.9円に届かず。上昇基調にある21日移動平均線(331円)は上向き。
14日間の相対力指数(RSI)は56台から58台に上昇し、強気感が拡大。今月
15日以降、総取組高は5日連続で増加。今月3日以来の3500枚台が目前。今日は
閑散商いのなか、小口の新規買いが優勢か。
 中国株の代表的指数の上海総合指数が上昇し、今月9日以来の高値をつけたことは支
援材料。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は午前中、小幅まちまち
で推移。午後になり、買い優勢となり、小幅高となり、0.4〜0.9セント高で推移
している。

 上海ゴムは総じて小幅高。中心限月の5月限は、夜間取引では売りが先行し、前営業
日比55元安の1万5170元で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、下げ値を切り
上げ、変わらずで午前の取引を終了。午後は2ケタ安ながら売り優勢。

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