[今夜の視点]金・銀=米GDP発表後にドル高なら修正安

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は上伸。前週末の海外市場では、ドルの先安感と地政学的リス
クから買いを集め、4440ドル台に乗せた。アジア市場では、上伸の勢いを引き継
ぎ、右肩上がりの展開。午後になり、4490ドル台まで上値を伸ばした。短期的な買
い過剰感はあるが、買いが買いを呼ぶ展開で押し目がない。
 今夜は今年第3四半期の米国内総生産(GDP)速報値の発表がある。事前予想は、
前期実績の+3.8%から+3.2%に減速。発表後の米長期金利、ドルの動きに左右
されるが、長期金利の上昇、ドル高から修正安場面となり、4420〜4450ドルの
レンジまで反落予想。
<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】12/23 22:30 7〜9月期の米実質国内総生産(GDP、速報値、22:30)
【経済】12/24 00:00 新築住宅販売 2025年11月(商務省)
【経済】12/24 00:00 消費者信頼感指数 2025年12月(カンファレンスボード)
【工業】12/24 06:30 週間石油統計(API)
【商品】12/24 05:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】22:30 産業別国内総生産 2025年10月(カナダ統計局)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。