片山財務相発言の影響から円高優勢=東京為替概況 昨日海外市場で通信通信社ブルームバーグがた片山財務相による為替相場について、投機的な動きであり「断固として措置を取る、アクションを取るということを申し上げている」為替介入も含めた行動を取れるということは日米財務相間の合意事項で「フリーハンドがあるということだ」との一連の発言を受けた円買いの流れが東京市場でも続いた。 今朝の閣議後の会見で財務相は前日の報道を繰り返す形で足元の為替動向について「投機的と言っていい」、9月に発出した日米財務相共同声明に沿って「行き過ぎた動きには対応をとる」「私はフリーハンドだ」などと発言している。 こうした財務相の円安に対する厳しい牽制を受けてドル円はじりじりとドル安円高となった。昨日海外市場で片山財務相発言を受けて156円70銭台を付けた後、157円台に戻していたところから、閣議後の片山発言もあって午後まで円買いが続き、155円91銭を付けている。 クロス円でも軒並みの円高となり、ユーロ円は朝の184円69銭から183円60銭まで1円超の下げ、ポンド円は朝の211円49銭から210円30銭まで約1円20銭の下げとなっている。 ドル円でのドル安円高を受けて、ドルは対ユーロやポンドでも売られており、ユーロドルは朝の1.1755から1.1781を付けた。ポンドドルは1.3460から1.3491を付けている。 MINKABUPRESS 山岡
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