石油午前=しっかりだが動意は限定的、クリスマス・イブで市場参加者は減少

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場はしっかり。米国とベネズエラの対立激化懸念から海外原油が続伸した
ことが国内市場を押し上げている。ウクライナ和平協議に進捗が見られず、合意時期が
不透明であることも支援要因。ただ、円相場が1ドル=155円後半で円高・ドル安推
移していることや、時間外取引でニューヨーク原油の上値が重いことが国内市場を圧迫
している。
 日中取引開始後、原油の2026年5月限は5万9850円まで上昇し、夜間取引の
高値をやや上回った。ただ、その後は上げ幅を削っている。
 午前11時03分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
90〜170円高。
 午前11時03分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が348枚。
【本日はEIA週報】
 本日は米エネルギー情報局(EIA)が週報を発表する。米石油協会(API)が発
表した米週間石油在庫統計からすると、原油在庫が増加する可能性がある。ただ、今年
の傾向として米原油在庫の変動は乏しく、市場参加者の関心は薄いと思われる。またク
リスマス・イブであることから、市場参加者は一段と減少する見通し。
【海外原油夜間取引=上値重い】
 ニューヨーク時間外取引で2月限は前日比横ばいの58.38ドルで取引されてい
る。本日これまでのレンジは58.28〜58.62ドル。
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