−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 貴金属の相場表(帳入値と前営業日比) 2026/02 2026/12 ドル建て現物価格 15:45 現在 金 22,500 - 8 23,152 新甫 : 4,492.95 +15.79 銀 320.0 +2.0 350.0 新甫 : 7,227.00 +282.00 プラチナ 11,151 +668 10,500 新甫 : 2,331.10 +153.90 パラジウム 9,000 +200 9,000 新甫 : 1,943.82 +131.82 ====================================== 15:45 現在 前営業日比 15:45 現在 前営業日比 ドル・円相場 155.75 -0.31 ユーロ・ドル相場 1.1802 +0.0030 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【市況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが大幅続伸。ニューヨーク高を受けて買い 優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の一段高を受けて上げ幅を拡大した。期 先10月限は正午前に760円高で推移。午後に入り上げ幅を縮小し、終盤は上幅を縮 小し、370円超の上昇で引けた。 パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は200円高。 新甫2026年12月限はプラチナが1万0550円で発会、午前中、発会値から大 幅高となったが、午後は売り優勢となり、発会値を割り込んで推移した。 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが376〜668円高、プラチナスポットが 449円高、パラジウムが200円高。 推定出来高は、プラチナが2万4743枚、プラチナミニが3399枚、プラチナス ポットが8610枚、パラジウムが0枚。 【プラチナはテクニカル重視の取引】 プラチナ期先10月限は昨日と同様に日中取引開始後、一段高となり、1万0980 まで値を飛ばした。昨日、1万円相場を実現したが、さらに値位置を上げている。先限 り1万1010円まで上昇し、発会値より460円高まで買い進まれた。後半から終盤 は売りが優勢となり、12月限の発系値1万0550円割れとなった。 金、銀、銅が海外市場で史上最高値を更新し、その余波がプラチナ市場にも波及。来 年のプラチナの世界需給は供給過剰になる可能性があるが、ファンダメンタルズよりも テクニカル重視の取引になっている印象だ。 金と同様に先限の上場来高値の更新が続き、天井知らずの展開。1万円台に乗せ、大 納会を前に利食い売りの動きもあるが、ほぼ押し目待ちに押し目なし状態だったが、先 限は陰線引け。いずれ日柄調整はあるとみるが、今日、先限のつなぎ足でチャート上の ギャップ(窓)の下値1万0200円、または1万円を割らない限り、健全な修正安で はないか。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の2333.64ドルから、金堅調につ れ高となった。午前10時前に2375ドル台まで上昇。その後、2326ドル台に急 落したが、2357ドル台に反発。ボラティリティ(変動率)が高い。きっかけがあれ ば、100ドル程度の下げとなるリスクはある。 MINKABU PRESS
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