−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2026/01 1,051.25 1,064.75 1,050.75 1,063.25 +11.75
2026/03 1,063.50 1,077.75 1,063.00 1,076.50 +12.75
2026/05 1,073.75 1,088.75 1,073.75 1,087.50 +13.25
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 240,557 240,557 846,307 (- 9,511)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
=======================================
*米気象庁発表の6−10日予報(12月30日−1月3日)
コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
大豆は期近が大幅反発。前日比は9.25〜13.25セント高。期近の主要限月3
月限は12.75セント高の1076.50セント。
米農務省(USDA)発表の中国向け大豆輸出報告の量は米中首脳会談後に発表され
た年内1200万トンを大きく下回っているものの、その達成に向けて動いている、と
の見方が浮上した。また、次年度USDAは農産物の新たな輸出先を開拓するための農
業ビジネス会議を開催すると伝えられるなか、大豆輸出増加期待が高まったことも買い
を支援した。
期近の主要限月3月限は1063.50セントで取引を開始した後に浮上したが、
その後は米国の時間帯を迎えるまで1068〜1070セントの限られたレンジ内での
高下にとどまった。米国の時間帯に地合いを引き締めて引けにかけて上値を探る動きを
展開。終盤に1077.75セントの高値を記録した後は1075セントを下値支持線
とする高もみとなり、2ケタの上げ幅を維持して取引を終了。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
ブラジル産地では南部では前線の停滞により広い範囲で慈雨となっている。週末まで
引き続き慈雨となる見込みだが、一部では冠水となる可能性もある。ブラジル産地西部
から中部にかけての地域では今週いっぱい散発的な降雨が続き、結実期を迎えている
大豆にとって慈雨になる見込み。一方、サンパウロ州東部およびミナスジェライス州で
は少雨傾向に加え気温が上昇する影響で土壌水分の乾燥が警戒される。なお、これらの
地域では29日の週には降雨が発生するだろう。
アルゼンチン産地では北部では週末まで前線が停滞する見込みだが、27日から28
日にかけて新たに前線が到来し散発的な降雨が発生する見通し。一方の南部では少雨傾
向となるが、土壌水分は適度を維持。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズでは今後数日間はこの時期としての最高気温を記録する温かさとなるだろ
う。週末には前線の到来を受けて気温が低下すると見られるものの、気温は平年を上回
り、雨量はごく僅かに限られるだろう。これを受けて冬小麦産地での土壌水分の減少が
見込まれる。温かな気温が広がる影響で小麦の冬の寒さに耐える耐凍性の獲得が弱ま
り、1月に寒気が戻ってきた時には作柄が低下するリスクがある。27日から28日に
かけては前線が到来し降雨が発生するもよう。
大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の堅調に追随高となった。大豆粕は続伸とな
ったことで10月下旬以来の低水準でのもちあい圏を上に脱した形となった。
大豆粕3月限は前日比3.90ドル高の308.10ドル。
今日の材料
・ブラジル産地では南部一帯で週末まで慈雨が続く。
・ブラジル産地西部および中部でも今週いっぱいは着サヤ期を迎えつつある大豆に
とっての慈雨発生。
・アルゼンチン産地では中部および北部では慈雨が続く。南部は少雨傾向ながら
土壌水分は潤沢を維持。
・米小麦産地では異例の気温上昇で冬小麦の耐凍性獲得が不安視される。
MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。