プラチナ市況=プラチナが反落、売り圧力が強く先限は760円超の下落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2026/02          2026/12    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         22,600   +100    23,102  - 50   :    -----
銀          320.0    0.0     350.0   0.0  :    -----
プラチナ    10,340   -811     9,738  -762  :    -----
パラジウム   8,800   -200     8,800  -200  :    -----
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    155.89   +0.14  ユーロ・ドル相場   1.1777  -0.0025
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが大幅反落。ニューヨーク安を受けて売り
優勢で始まった。その後は手じまい売りなどが出て軟調に推移。先限は正午前に750
円安で推移。午後になり、一時、下げ幅を縮小したが、売り圧力が強く、760円超の
下落で引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は200円安。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが811〜747円安、プラチナスポットが
773円安、パラジウムが200円安。
 推定出来高は、プラチナが1万5013枚、プラチナミニが3016枚、プラチナス
ポットが3574枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは反動安、期先は9500円まで調整が進む】
 プラチナ先限は1万0497円で小幅安で取引を開始。夜間取引の序盤はほぼ右肩下
がりの展開。中盤にかけて戻り歩調となったが、1万0478円で戻りを抑えられ、プ
ラスサイドに浮上できず。夜間取引の後半から日中取引は下げ幅を拡大し、9500円
まで下落。ただし安値を離れ、9700円台に戻して引けた。期先10月限も同様の展
開。10月限から12月限に限月移行が進展した。
 期中から期先が1万円割れで引けた。上げ過ぎの反動で起きるべきして起きた大幅な
修正安。1万円割れで心理的には弱気材料だが、買い過剰感は解消され、買いを仕掛け
やすくなった。10月限は9000〜9500円のレンジで買い玉がまだ積み上がって
いるとみられ、9500円を支持線に値固めできるかに注目。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、クリスマスで商いなし。
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