金・銀市況=まちまち、期先は午後に下げ幅を縮小し2ケタ安

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2026/02          2026/12    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         22,600   +100    23,102  - 50   :    -----
銀          320.0    0.0     350.0   0.0  :    -----
プラチナ    10,340   -811     9,738  -762  :    -----
パラジウム   8,800   -200     8,800  -200  :    -----
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    155.89   +0.14  ユーロ・ドル相場   1.1777  -0.0025
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【市況】
 金はまちまち。ニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、手じまい売
りなどが出たが、売り一巡後は下げ一服となった。先限は正午前に117円安で推移。
午後は下げ幅を縮小し、2ケタ安で推移。期近2本は続伸。
 銀は期先10月限が10円高。先限と8月限が変わらず。その他は出来ず。
 前営業日比は、金標準、金ミニが180円安〜100円高、ゴールドスポットが
72円高、銀が変わらず〜10.0円高。
 推定出来高は、金が1万1858枚、金ミニが4555枚、ゴールドスポットが
1062枚、銀が6枚。
【金は押し目形成も5日移動平均線を試さず下値堅く推移】
 金は期先2本が2ケタ安。先限は夜間取引の中盤に2万2936円まで下落。夜間取
引の終盤に2万3095円まで下げ幅を縮小したが、プラスサイドに浮上できず。
 日中取引は午前10時以降は2万3000円割れはなく、押し目買いが感じられた。
プラチナほど大きな修正安にはならず、短期線の5日移動平均線(2万2780円)を
試すことはなく下値堅く推移した。欧米市場がクリスマス休暇入りし、出来高は前日の
3分の1程度にとどまった。初押し場面で取組高の増減を確認したい。
 東証に上場しているSPDR・ゴールドシェアはマイナスサイドに軟化することはな
く、続伸で引けた。一般投資家の金に対しての投資意欲の強さが感じられた。
 金は12月に入り内外市場で高値更新の動きが続いた。短期的な買い過剰感はある
が、来年も新興国中心にドル離れは続き、金を買う動きは強いと予想。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場はクリスマスでほぼ商いなし。きのうの海外市場では、利食
い売りが出て反落した。アジア市場では、クリスマス休暇のため、ほぼ商いがないな
か、午後3時半に4479ドル台で推移。
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