原油相場は12月16日に54.98ドルまで値上りしたが、その後は58ドル水準 まで切り返している。需給緩和見通し、ウクライナ和平期待から年初来安値を更新して いたが、そのタイミングでベネズエラ情勢の不確実性が増し、安値修正の動きが優勢に なっている。トランプ米大統領が、ベネズエラから出入りする石油タンカーの封鎖を命 じたことで、流通障害が発生している。ウクライナ和平協議の難航もポジティブ。一方 で一気に60ドル台を回復するまでの勢いは見られない。地政学リスク織り込みの余地 を探りつつ、基調としては需給緩和の値下がり再開の機会を探ることになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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