大豆週間展望=価格下落による需要喚起期待で底堅い動きを予想

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
               [12月29日からの1週間の展望]
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         週間高低(カッコ内は日付)            12月22日 〜12月26日
<東京一般>     始 値    高 値      安 値    終 値    前週末比
   先限         64,000    64,000      64,000   64,000     0
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<シカゴ>24日終値  前週末比   |11月17日現在の米国産大豆の収穫報告
      26/ 1  1063.25  +14.00   |収穫19%(前週95%  前年98%、平年96%)
    26/ 3  1076.50  +17.00   |
                                |25/26年度米国産大豆の期末在庫率6.7%
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 156.25円  前週末比 0.10円の円高
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 【前週のレビュー】シカゴ大豆1月限はクリスマス休暇前で1060セント前後での
低迷が続くと予想とした。
【シカゴ大豆は約2カ月ぶりの安値で値頃感が強まる】
 シカゴ大豆は指標限月が期近3月限に移行。期近3月限は12月に入ってから安値模
索となり、1140セント前後の値位置から19日に1057.25ントまで下落し、
同限月として10月20日以来の安値をつけた。
 中国による年内1200万トンの購入の実現が不安視されるなか売り優勢で運ばれて
きたが、1060セント割れの水準まで値を落とし、約2カ月ぶりの安値まで下落した
ことで、値頃感が強まり、買い戻す動きが優勢となった。
 対中大口成約の発表が時おり見られながらも年内1200万トンの成約実現は困難と
見られているが、価格下落により割高感が後退したことで需要が増加する可能性もあ
る。
 ブラジルの豊作見通しが重石ながら、大幅下落後の買い戻しや価格下落による需要喚
起に対する期待感から1060セントを下値支持線とした底堅い動きが予想される。
 【東京大豆は新規売買は見込めず】
 東京大豆は、先限の総取組高ゼロ状態を継続。今後も新規売買は見込めず。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
29日 米中古住宅販売仮契約指数 2025年11月(全米不動産協会)
    米週間穀物輸出検証高(USDA)
    建玉明細報告(CFTC)
30日 米ケース・シラー住宅価格指数 2025年10月(S&P)
    シカゴ購買部協会景気指数 2025年12月(シカゴ購買部協会)
31日 中国製造業購買担当者景況指数 2025年12月(中国物流購買連合会)
    中国非製造業購買担当者景況指数 2025年12月(中国物流購買連合会)
    中国製造業購買担当者景況指数 2025年12月(RatingDog)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
    米FOMC議事録公表 12月9-10日(FRB)
 1日 ●元旦
 2日 ●ニュージーランド(年始祝日)
    ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2025年12月確報(Markit)
       米週間穀物輸出成約高(USDA)


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