コーン週間展望=アルゼンチン産コーンの生産増予想が上値圧迫要因

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
                   [12月29日からの1週間の展望]
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     週間高低(カッコ内は日付)   12月22日〜12月26日
            始 値  高 値    安 値      終 値   前週末比
<東 京> 先限  39,000   39,600       39,000       39,000    0
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<シカゴ>24日終値 前週末比    |11月24日現在の米国産コーン収穫報告
   26/03  451.00   + 7.25      |収穫(96% 前年100%、平年97%)
   26/05 459.00   + 7.50      |
                           |25/26年度米国産コーン期末在庫率12.5%
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 156.25円  前週末比 0.10円の円高
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 【前週のレビュー】シカゴコーン期近3月限は取組高急増にも450セント超えでは
戻り売りが待ち受けかとした。
【シカゴコーンは期近3月限が450セント乗せでテクニカル要因は強気】
 シカゴコーンは、堅調に推移し、24日に期近3月限が450セント超えとなり、今
月2日以来の高値となる451.25セントまで上昇した。450セント台を維持し、
日足は3日連続の陽線引けでクリスマス休暇入りとなった。短期線の5日移動平均線
(446.75セント)を支持線に上昇基調を維持し、テクニカル要因は強気。押し目
形成の場合、446〜447セント台で買い支えられると予想。
 大口投機家は買い越し状態にあるとみられるが、今月2日の高値452.25セント
超えとなると、買い戻しが進みやすくなる。
 増加が続いていた取組高は18日から22日まで3日間は手じまい売買が優勢とな
り、減少。クリスマス休暇明け後、年内は玉整理の動きが続くとみるが、450セント
台では戻り売り圧力が強いとみる。25/26年度のアルゼンチン産コーンの生産が昨
年比6%増の5300万トン予想が上値圧迫要因になるとみる。
 引き続き、大豆、小麦の動向にも左右されるが、大豆は乱高下しやすく注意が必要
だ。なお26年1月の米農務省(USDA)の月例需給報告は12日の予定。
【とうもろこしは取引は事実上、終焉】
 とうもろこしは、24日時点の総取組高は7枚のみ。各限月の取組高が1ケタ、また
はゼロ状態で、事実上、取は終焉。新規売買は参加しにくい。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
29日 米中古住宅販売仮契約指数 2025年11月(全米不動産協会)
    米週間穀物輸出検証高(USDA)
    建玉明細報告(CFTC)
30日 米ケース・シラー住宅価格指数 2025年10月(S&P)
    シカゴ購買部協会景気指数 2025年12月(シカゴ購買部協会)
31日 中国製造業購買担当者景況指数 2025年12月(中国物流購買連合会)
    中国非製造業購買担当者景況指数 2025年12月(中国物流購買連合会)
    中国製造業購買担当者景況指数 2025年12月(RatingDog)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
    米FOMC議事録公表 12月9-10日(FRB)
 1日 ●元旦
 2日 ●ニュージーランド(年始祝日)
    ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2025年12月確報(Markit)
       米週間穀物輸出成約高(USDA)

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