ドル円は今日の高値圏から少し下げる、米債利回り低下など重石=NY為替 日本時間午後10時47分現在のドル円は1ドル=156.24円。きょうの為替市場、ドル円は東京朝に12月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が生鮮除く前年比+2.3%と11月の+2.8%から一気に鈍化したことを受けて円売りとなり、155円70銭台から156円49銭を付けた。その後東京午後には156円00銭前後まで下げたが、安値から再び反発し、NY朝に156円49銭と東京朝の高値に並ぶ動きを見せた。 もっともその後高値からドル売りが出た。日本時間20時ごろに時間外取引が再開された米債券市場で、10年債利回りが4.15%前後から4.11%台へ下げる動きが見られ、ドル売りを誘い、ドル円は156円20銭台を付けた。 ユーロドルは1.1770ドル台から1.1796と、東京市場の高値1.1793ドルを上回る動き。ドルは値幅は限定的ながらほぼ全面安となっている。 ポンドドルは東京午後に1.3478から少し上昇してもみ合いとなった後、NY朝のドル売りに1.3527と東京朝の高値1.3523を上回る動きとなっている。 ユーロ円は東京市場で183円50銭前後から184円43銭まで上昇。その後183円80銭台まで調整売りも、その後は再び高値を伺う動きとなっている。ドル円はNY朝の水準から少し売りが出たが、対ドルでのユーロ買いが入っており、ユーロ円は高値圏。 ポンド円も同様で東京朝に210円30銭台から211円42銭まで上昇。その後210円60銭台まで売りが出たが、その後の円売りもあってNY朝に211円36銭を付けている。 このあとの日本時間0時のNYカットでのオプションは155.50と少し離れている。 MINKABUPRESS 山岡
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