−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2026/ 2 4,566.3 + 63.5 シカゴ大豆 2026/ 3 1,072.50 - 4.00 NY銀 2026/ 3 7,793.5 +625.0 シカゴコーン 2026/ 3 450.00 - 1.00 NYプラ 2026/ 4 2,505.8 +231.8 NY原油 2026/ 2 56.74 - 1.61 NYパラ 2026/ 3 2,039.00 +232.10 ドル・円 156.51 + 0.55 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。貴金属、原油、大豆、コーンは暫定値。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は一時156.70円台まで上昇 為替市場、ドル円は東京朝に12月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が生鮮除 く前年比+2.3%と11月の+2.8%から一気に鈍化したことを受けて円売りとな り、155。77円台から156.49円を付けた。その後、東京午後に156円前後 まで下げたが、安値から再び反発し、NY時間はジリ高となり、156.70円台まで 上昇した。 ◎NY貴金属=金は反発、銀は大幅続伸し上値追い止まらず ニューヨーク金は反発、銀は大幅続伸。それぞれ最高値を更新。 金2月限は反発。トランプ米政権のもとでドル離れや米国離れが進む見通しであるこ とが貴金属市場へ資金流入を促している。トランプ米大統領はナイジェリア政府の要請 を受けて同国北部のテロ組織ISISの拠点に攻撃を実施したほか、ベネズエラのマド ゥロ政権の転覆を目的として制裁タンカーの封鎖を継続する方針で、ドル離れの原因で ある歳出削減に取り組む気配は見られない。トランプ米大統領は就任当初、政府効率化 省(DOGE)による歳出削減を目指していたが成果は乏しく、米国の債務残高は膨ら み続けている。 銀3月限は反発。金相場と比較して引き続き割安と見られていることが買い手掛か り。 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナ、パラジウムが反発。 プラチナ1月限は反発。中国勢を中心に貴金属市場への選好が根強いことから、中心 限月として最高値を塗り替えた。来年以降もドル・米国離れが続き、安全資産の中心が 国債から貴金属市場に移ると見られていることが相場を押し上げている。 パラジウム3月限は反発。前営業日の急落を受けて押し目買いが優勢となった。 ◎LME=ボクシングデーの祝日で休場 ◎NY原油=続落、ゼレンスキー大統領は枠組み合意を目指す ニューヨーク原油の2026年2月限は続落。ウクライナ和平期待が重しとなった。 28日にトランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が会談する。米アクシオ スに対して、ゼレンスキー大統領は日曜日の会談で停戦への枠組み合意を結ぶ意向であ るほか、和平案を国民投票で判断する用意があると語った。ただ、ゼレンスキー大統領 は国民投票には少なくとも60日間の停戦が必要になるとも述べた。 ◎シカゴ大豆・コーン=軟調、大豆は決め手材料難のなか利食い売り先行 大豆は反落。 この日はクリスマス休暇の谷間であることもあり、米農務省(USDA)のデイリー 報告の大口輸出成約が発表されず、また後追いの週間輸出成約高も31日まで発表され ないことで、決め手材料難のなか、クリスマス前の騰勢に対する追随買いが出ず、利食 い売りが先行する形となった。 中国の買い付けに関しては、米中首脳会談で合意した年内1200万トンは無理だ が、米大手取引員、ストーンXの見方によると、すでに中国の米国産大豆の買い付けは 800万トンを大きく上回っており、保管スペースを開けるため国内備蓄の競売も活発 化していることで、今後1200万トンは達成するだろうという楽観的な見方が出てい た。 コーンは小幅まちまち。期近3本が小反落。 クリスマス休暇の谷間で様子見ムードが強いなか、クリスマス前に上昇していた大豆 が上げ一服となったこともあり、コーンも上値が重くなった。また後追いの週間輸出成 約高も31日まで発表されないことで、これまでコーンの支援材料となってきた輸出面 の好調さもこの日は材料視されなかった。 MINKABU PRESS
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