前週は、トウモロコシ相場が450セント水準まで値上がりする展開になった。良好 な輸出環境の影響もあって現物相場が底固く推移したことが、トウモロコシ相場を押し 上げている。飼料小麦との競合も警戒されるが、押し目買いを入れる動きが優勢だっ た。大豆相場は1070セント台前半まで切り返した。クリスマスを前に安値修正の動 きが優勢になった。米中大豆貿易の規模が抑制されたこと、南米産の豊作見通しを背景 に値を崩していたが、持ち高調整の動きが優先された。 今週は、トウモロコシは押し目買い優勢の展開が続く見通し。良好な需要環境で現物 需給に若干のタイト感が認められ、年明け後に改めて上昇を探る見通し。450セント台 確立から緩やかな上昇地合が続こう。大豆は戻り売り優勢の展開が続きやすい。中国が サプライズ感の強い大口成約を行わなければ、上値の重さが維持される。南米産との競 合警戒が上値を圧迫しよう。1000セント台前半で戻り売り優勢の地合が続く見通 し。 予想レンジは、トウモロコシが440〜460セント、大豆が1040〜1100セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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