●論点解説金、異常さが目立つ値動きに=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属相場の高騰が続いている。通常であれば積極的な売買が手控えられる時期だ
が、今年はアジア地区の個人投資家を中心に、需要が高まっている。金に限定される
銀、プラチナなども高騰していることからは、中央銀行や機関投資家ではなく、個人投
資家が貴金属全体を物色していることが窺える。ここまでの激しい値動きになれば、取
引所の規制強化、証拠金引き上げといった動きで突然に急落する可能性もあり、慎重な
対応が求められる。過去1週間で165.40ドル高であり、年末年始の持高調整のみ
でも容易に50ドル、100ドルと揺れ動く可能性がある。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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