【市況】 国内石油市場は、まちまち。夜間取引は期中がニューヨーク原油の大幅安から後半に 一段安となり、期中5月限は一時1460円安まで下落。日中取引は29日のニューヨ ーク原油時間時間外取引の反発を受け、寄り付きから下げ幅を縮小したが、買い戻し一 巡後、下げ幅を拡大、期中4月限とともに1100円程度の下落で大幅安。期近は閑散 に売りなし商状のなか、200円超の上げ幅を維持し、小じっかりと推移。 円相場は1ドル=156円半ばで推移後、156円台前半に小幅高も156円台に小 反落で方向感を欠く展開。時間外取引でニューヨーク原油は小反発。 日中取引開始後、原油の2026年5月限は寄り付き直後に5万9090円まで戻し た。ただ5万9000円乗せは1分程度で終了し、午前9時過ぎから下げ幅を拡大し た。5万8550円まで軟化。5万8700円台まで下値を切り上げたが4ケタ安で安 もちあい。 午前11時30分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が 570〜910円高。 午前11時30分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が377枚。 【米大統領とウクライナ大統領との会談は領土問題合意に至らず】 明日、大納会を控え、閑散商いのなか、出来高、取組高の多い期中4、5月限は 1000円超の下落を強いられている。 日本時間の29日の未明から米国のフロリダ州で行われたトランプ米大統領とウクラ イナのゼレンスキー大統領との会談は、焦点だった激戦地のドネツク州をめぐる領土問 題では合意に至らず、地政学的リスクは残ったままで29日のニューヨーク原油時間取 引は小幅高。 【海外原油夜間取引=小反発】 ニューヨーク時間外取引で2月限は前日比0.41ドル高の57.15ドルで推移。 本日これまでのレンジは56.91ドルから57.29ドル。 MINKABU PRESS
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