[今夜の視点]シカゴ大豆=3月限が1070セント台を維持できるか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。ただ午前の高値からは上げ幅を縮小している。3月限
は1073セント台まで上げ幅を縮小している。
 クリスマス前まで続いていたデイリー報告での大口輸出成約が続くのか否かに注目し
たいが、ホリデームードが強いことを考えると、新たな成約報告は年明け以降となる
か。今夜は週間輸出検証高や南米産地からのニュースに注目したい。
 チャート的には、3月限が1070セント台を維持できるか否かに注目したい。
 26日のシカゴは反落。この日はクリスマス休暇の谷間であることもあり、米農務省
(USDA)のデイリー報告の大口輸出成約が発表されず、また後追いの週間輸出成約
高も31日まで発表されないことで、決め手材料難のなか、クリスマス前の騰勢に対す
る追随買いが出ず、利食い売りが先行する形となった。

 3月限は1070.75セントまで下落。引けもあまり戻さずに1072.50セン
ト。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 12/30 00:00 中古住宅販売仮契約指数 2025年11月(全米不動産協会)
【工業】 12/30 00:30 週間石油統計(EIA)
【農産】 12/30 01:00 週間穀物輸出検証高(USDA)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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