日中取引開始後、原油の2026年5月限はしっかり。ただ、上げ幅は限定的。 米エネルギー情報局(EIA)が29日に発表した週報で製油所稼働率は94.6% までやや低下した。冬場の需要期にあることから原油消費量は拡大しているものの、こ の時期の上振れが一巡しつつあるようだ。ただ、原油消費量が拡大しているとしても、 米原油在庫は4億2500万バレル付近でほとんど変動がない。また、石油輸出国機構 (OPEC)プラスの増産もあって、世界的な供給過剰は強まっているはずだが、最近 は石油製品と原油を合計した在庫水準も12億7000万バレル付近でほぼ横ばいであ る。 米国は世界最大の産油国であり、石油消費国であるが、需要や供給の変動による石油 在庫の変動はほとんどない。この推移が統計的に正しいならば、主要な手掛かりとして 目を向ける必要性は乏しい。なお、次回のEIA週報は31日に発表される。 時間外取引でニューヨーク原油2月限は前日比0.29ドル安の57.79ドルで取 引されている。本日これまでのレンジは57.65ドルから57.86ドル。 原油5月限の予想レンジは5万8500円から5万9500円、ガソリン先限は7万 1500円から7万2500円、灯油先限は8万5500円から8万6500円。 MINKABU PRESS
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