【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり反落、中国リスク警戒で大型株が安い (1月7日)

配信元:株探
著者:Kabutan
日経平均株価
始値  52144.64
高値  52404.11
安値  51830.40
大引け 51961.98(前日比 -556.10 、 -1.06% )

売買高  23億8993万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆4166億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は3日ぶり反落、フシ目の5万2000円台下回る
 2.年明け2営業日で2100円以上の上昇、その反動が顕在化
 3.中国による対日輸出規制強化の動きもネガティブ材料視
 4.個別物色は旺盛、値上がり数が値下がりを大きく上回る
 5.地合い悪感じさせず、売買代金も6兆4000億円と高水準

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比484ドル高と3日続伸した。ベネズエラの資源開発に対する期待や米経済への楽観を背景に買いが優勢となった。

 東京市場では、主力大型株に利益確定の動きが観測され、日経平均株価は反落しフシ目の5万2000円台を下回って引けた。

 7日の東京市場は、大型株に利食い急ぎの動きが顕在化した。前日の欧米株は総じて高く、米国ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇、ダウは連日の最高値更新となった。米国のベネズエラ攻撃をネガティブ材料視する動きはなく、世界最大のテクノロジー見本市である「CES」が開幕したこともあって、AI関連などへの投資資金流入が活発だった。しかし、東京市場は欧米株高の流れを引き継げなかった。中国が日本への輸出規制を強化することを発表、これが目先筋の持ち高調整の売りを誘った。日経平均は年明けから2営業日続伸で2100円以上水準を切り上げていたことで、その反動もあったようだ。もっとも、地合いそのものは悪くなかった。日経平均は500円超の下げとなったものの、プライム市場の値上がり銘柄数は値下がりを200以上も上回っており、個別株の物色意欲に陰りはみられない。全体売買代金も6兆4000億円あまりに達するなど高水準だった。

 個別では、群を抜く売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A>が大幅高に買われたほか、ディスコ<6146>も活況高。東京エレクトロン<8035>、三井海洋開発<6269>などに投資資金が流入、東洋エンジニアリング<6330>はストップ高を演じた。リクルートホールディングス<6098>、三井E&S<7003>が値を飛ばし、第一稀元素化学工業<4082>はストップ高で値上がり率首位となっている。久光製薬<4530>はストップ高で買い物を残した。高島屋<8233>が上値を追い、Link-Uグループ<4446>も物色人気。

 半面、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>が値を下げ、三菱重工業<7011>も軟調。ソニーグループ<6758>、任天堂<7974>も安い。トヨタ自動車<7203>、日立製作所<6501>が下値を探り、ファーストリテイリング<9983>も売りに押された。東京電力ホールディングス<9501>が大幅安、サッポロホールディングス<2501>も大きく水準を切り下げた。INPEX<1605>も下落した。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、リクルート <6098>、イビデン <4062>、HOYA <7741>、アステラス <4503>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約151円。うち82円は東エレク1銘柄によるもの。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、ファストリ <9983>、SBG <9984>、TDK <6762>、コナミG <9766>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約499円。うち254円はアドテスト1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は9業種。上昇率の上位5業種は(1)精密機器、(2)サービス業、(3)医薬品、(4)海運業、(5)ガラス・土石。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油・石炭、(3)その他製品、(4)電気・ガス、(5)輸送用機器。

■個別材料株

△日鉄鉱 <1515> [東証P]
 銅価格の最高値更新で再評価機運高まる。
△キオクシア <285A> [東証P]
 米サンディスクが27%高と急伸。
△稀元素 <4082> [東証P]
 レアアース使わないジルコニア材料への期待が再燃。
△久光薬 <4530> [東証P]
 MBO発表でTOB価格6082円にサヤ寄せ。
△ネクスウェア <4814> [東証S]
 地下構造物のドローン点検を見据え現場導入に向けたプロジェクトを開始。
△古河機金 <5715> [東証P]
 レアアース採鉱の関連最右翼として頭角現す。
△アサカ理研 <5724> [東証S]
 中国の対日輸出規制を巡る思惑でレアアース関連株に資金流入。
△ACSL <6232> [東証G]
 「ドローンの国内量産化へ助成」との報道。
△中北製 <6496> [東証S]
 6~11月期営業利益は計画から大幅上振れ。
△高島屋 <8233> [東証P]
 株主還元強化へCBの買入・消却を発表。

▼良品計画 <7453> [東証P]
 12月既存店売上高が2ヵ月連続で前年下回る。
▼薬王堂HD <7679> [東証P]
 26年2月期営業益は一転減益へ。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)稀元素 <4082>、(2)東洋エンジ <6330>、(3)久光薬 <4530>、(4)双葉電 <6986>、(5)日鉄鉱 <1515>、(6)高島屋 <8233>、(7)キオクシア <285A>、(8)セルソース <4880>、(9)リンクユーG <4446>、(10)古河機金 <5715>。
 値下がり率上位10傑は(1)東電HD <9501>、(2)サッポロHD <2501>、(3)クラボウ <3106>、(4)INPEX <1605>、(5)ブイキューブ <3681>、(6)Aクリエイト <8798>、(7)丸全運 <9068>、(8)任天堂 <7974>、(9)アドテスト <6857>、(10)薬王堂HD <7679>。

【大引け】

 日経平均は前日比556.10円(1.06%)安の5万1961.98円。TOPIXは前日比27.10(0.77%)安の3511.34。出来高は概算で23億8993万株。東証プライムの値上がり銘柄数は885、値下がり銘柄数は666となった。東証グロース250指数は692.26ポイント(1.61ポイント高)。

[2026年1月7日]


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