アジア株 上海株10年ぶり高値、貿易黒字が過去最高1.2兆ドル 米関税政策なんのその

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 上海株10年ぶり高値、貿易黒字が過去最高1.2兆ドル 米関税政策なんのその

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   26995.22(+146.75 +0.55%)
中国上海総合指数  4188.23(+49.48 +1.20%)
台湾加権指数     30893.97(+186.75 +0.61%)
韓国総合株価指数  4703.83(+11.19 +0.24%)
豪ASX200指数    8809.20(+0.66 +0.01%)
インドSENSEX30種  83490.31(-137.38 -0.16%)

アジア株は総じて上昇、中国株高が市場心理を押し上げている。

中国の輸出は12月も予想を上回る結果となった。12月の輸出は前年比+6.6%と前回+5.9%から伸びが急拡大、2025年の年間貿易黒字は過去最高1.2兆ドル(191兆円)に達した。トランプ米政権の関税政策にもかかわらず、25年全体で輸出は+5.5%と24年の+5.8%からわずかな減少にとどまった。米国向けは大幅に減少したものの米国除く地域への輸出は+9.9%と24年の+6.0%から加速した。

過去最高の貿易黒字を受け上海株は上げ幅を拡大、約10年ぶり高値をつけている。香港など他のアジア株も上げ幅を拡大している。豪州株は下げを帳消し。

きょう発表された韓国12月の失業率は4.0%と前回2.7%から大幅に悪化、2021年2月以来の高水準となった。失業者数は121万7000人と1999年の統計開始以来最多を記録。高齢者向け雇用支援プログラムに割り当てられた予算が使い果たされたため年末に失業者が急増したという。1月に新たな予算が投入されるため失業率の急上昇は一時的との見方。

米積極利下げ期待が後退している。きのう発表された12月の米消費者物価指数は前年比横ばいとサプライズのない結果だった。政府閉鎖の影響で生じた歪みが解消するのは4月頃の見通しで、それまで政策判断は難しいとの声。

市場ではパウエルFRB議長任期終了の5月までは金利を据え置くとの見方が広まりつつある。セントルイス連銀総裁やリッチモンド連銀総裁、アトランタ連銀総裁、NY連銀総裁らFRB高官は、さらなる利下げに消極的なタカ派姿勢を示している。

※セントルイス、リッチモンド、アトランタ連銀総裁は今年投票権を持たない

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