原油相場は急落し、60ドルの節目を割り込んだ。イラン情勢が注目されているが、 米国の軍事介入はないとの見方が強くなっている。トランプ米大統領は、治安部隊のデ モ隊参加者殺害が止まっているとの認識を示している。このため、デモ隊を支援するた めの軍事介入の必要性は薄れているとの解釈だ。実際にデモが終息に向かうのかは不透 明感が強く、一時的な小康状態に留まる可能性も決して低くないが、15日は地政学リ スク緩和評価が原油安に直結した。米軍がベネズエラに関連した石油タンカーを拿捕し たことも報告されているが、原油相場は目立った反応をみせていない。地政学リスク関 連の動きに対する反応が鈍化している。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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