穀物4品見通し=コーンは弱気な需給見通しが重石となり低迷続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
<大豆>
 シカゴ大豆3月限は今週に入ってから軟化傾向を強め1040セント前後まで値を落
としたが、15日には強気な輸出成約高を受けて浮上。
 中国の需要増加期待が後退するなか昨年末に軟化傾向を強め、今年に入ってからも弱
気な雰囲気が尾を引いていたものの、昨年10月下旬以来の水準まで値を落としたこと
で輸出が増加する可能性が高まった。
 実際、米農務省(USDA)は中国向けを含む大口成約の発表を行っており、価格下
落が需要を刺激している様子を窺わせている。
 ただ、今後はブラジルからの供給が活発化する時期だけに、世界的な供給増加が重石
になってくると見られるため、ここから先の上げ余地は限られそう。目先はUSDA需
給報告の発表があった12日に付けた高値1071.25セントが上値抵抗線として意
識されなかでの高下となると予想する。
<コーン>
 シカゴコーン3月限は12日に米農務省(USDA)発表の月例需給報告で、25/
26年度の米コーン生産量予測が予想外の引き上げとなったことを受けて急落した。
12日に440セント台から420セント台への急落となった後、13、14日と買い
戻す動きが見られたが、425セントが抵抗線になり、反発に対する抵抗も窺わせてい
る。
 弱気な需給要因を背景にしての下落だけに上値は重いと見られる。これから作付けが
活発化するブラジルのサフリーニャコーンの生育不良など、新たな買い支援要因が浮上
しない限り、440セントを上値抵抗線にしての低迷が続くと見られる。
<小豆>
 取組はゼロであり、引き続き手出し難となっている。
 MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。